香港ディズニーランドがしょぼくてひど過ぎる件
世界には6カ所ディスニーリゾートがありますが、その中でも入場料、面積、アトラクション数が最小で、おまけに「マナーが悪い」「接客態度が悪い」など、日本では悪名高い「香港ディズニーランド」をレポートします!日本と香港ではどんな違いがあるのでしょうか!?
「悪名高い」香港ディズニーランド
香港在住、世界放浪異端児トシカズです。私はパソコン1台で働きながら1ヶ月ごとに違う国に住む生活をしているのですが、香港をまた去る前に、どうしても行きたかった場所。それが「香港ディズニーランド」です。日本ではいろいろ言われているようですが、実際のところどうなんでしょう?
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香港ディズニーランドは香港空港があるランタオ島にあります。
ランタオ島は香港の市街地である香港島北側や九龍半島南側とはちょっと離れているので、電車に乗って移動する必要があります。
所要時間は香港の市街地からだいたい30分くらいでしょうか。
空港から直接なら20分くらい。
まず東涌線(トンチョン線)に乗って欣澳駅(Sunny Bay)まで移動し、ここからディズニーランドへ向かう専用線に乗り換えます。専用線は窓がミッキーだったりつり革がミッキーだったりして夢の国へと気分を盛り上げてくれます。
電車は1駅5分くらいですぐに到着。
駅名は「迪士尼」。これでディズニーランドという意味の模様。
しかし空いてる・・・
香港ディズニーランドの開演時刻は10時で、ただいまの時刻は9時半くらいなわけですが、人もまばらで日本の混雑っぷりからは想像できない状況です。
いざ、香港ディズニーランドへ!
開演時間である10時に先だって、なぜかゲートが開いたので香港ディズニーランドに突入します。
入ってすぐに見えるのが香港ディズニーランド鉄道(園内を周回している鉄道)の駅舎と怪しい色の花で作られたミッキー(笑)
もうちょっと他の色は無かったのだろうか・・・
ガイドマップは各国語が用意されており日本語版もあるのですが、棚には置いて無くて係員に頼んで出して貰わねばなりません。日本人客少ないのかな・・・
9時半頃、入園ゲートは開いたものの入れるのはメインストリートUSAのショッピング街だけで、アトラクションが動き始めるのは10時からということみたい。
真正面に見えるのがディズニーランドのシンボル「眠れる森の美女の城」
なのですが、微妙にサイズが小さいような気がするんですよね・・・、中に入ることは出来ないし。本物なのになんかニセモノ臭が漂ってるんだよなぁ(笑)
そして超空いてる!
日本だったら行列必至の人気アトラクション「スペースマウンテン」もこの有様。誰一人として並んでなくて場末の遊園地みたいになっています。
並ばないで乗れるというのはありがたいのですが、何となく寂しいw
東京ディズニーランド自体、もう10年くらい行ってないので記憶が定かではないのですが、「スペースマウンテンってこんなに真っ暗だっけ?」というくらい暗かった。
続いて近くにあったバズ・ライトイヤーのアストラブラスターに突入。
こちらもまったく並ばずには入れたのですが、これが↑の銃みたいなので的を狙いつつカートに乗るというなんともアレなアトラクション。う~む、大人的にはちょっとキツイ・・・
スペースマウンテンの隣にあるスティッチ・エンカウンター。
画面に映ったスティッチと会話を楽しむアトラクションなのですが、英語で話しかけられるので、話せない人はくれぐれも指名されないように気をつけねばなりません。w
そして衝撃のイッツ・ア・スモールワールド。
もはや営業しているのかどうかも分からないくらい寂れてます。
まわりにも人がいなかったけど中に入ったら行列を導くための鉄柵だけが寂しげに横たわっていました(T T)
閑散とした建物の中、ただひたすらに踊り続ける人形達・・・
なんというか廃墟の遊園地が夜中に独りでに動き出す的な雰囲気ですw
外に出るとアリスのティーパーティ(いわゆるコーヒーカップ)が大混雑!
どうやら中国からの観光客っぽいのですが、彼らのセンスはイマイチ分からない
トイ・ストーリーランドへGO!
香港ディズニーランドの目玉の一つはアジアでは初の公開となるトイ・ストーリーランドがあります。これは東京ディズニーランドにも無いアトラクションなので、期待できるかもしれない!?
さすがに新しいアトラクションだけあって結構人がいます。
若干ホッとしたw
トイ・ストーリーランド内を歩き回っているおもちゃの兵隊。
一緒に写真を撮ってくれたり、小ネタを披露してくれたりして大人気!
園内では数少ない絶叫マシン「RCレーサー」、今日怖いけど時間が短めなので耐えられる
以外に面白かったのがとい・ソルジャー・パラシュートドロップ。
後楽園ゆうえんちにあるパラシュートと同じなのですが、香港ディズニーランドを上空から見渡せるのでコレがなかなか楽しい~
続いてアドベンチャーランドへ
お次は日本でもおなじみのアトラクション「ジャングル・リバー・クルーズ」。
船に乗ってジャングルを探検するアレですね。
おぉ、さすがは香港。
言語によって列が分かれています。ジャングル・リバー・クルーズは、スタッフがいろいろ盛り上げながら楽しむアトラクションなので言葉が分からないと楽しさ半減ですからね~
といっても、日本語はないですが・・・
仕方なく英語の列へw
英語の船は少ないらしく15分ほど待ちましたが、列自体はガラガラ。
というわけで、いざジャングル探検に出発!
うん、なかなか良い雰囲気出てる~
最後に火山的な爆発があるのですが、これが火力が強くて「日本じゃこれは出来ないだろうな」っていう迫力!
メインストリートに戻ったら、ちょうど昼間のパレードの真っ最中。
相変わらず人は少なくて、途中からちょろっと覗いても最前列ガブリツキで楽しむことが出来ます。
ライオンキング・フェスティバルが凄い!
さて、正直なところ・・・
ここまでのアトラクションはどれも微妙であり、やはり評判通りショボイよね、香港ディズニーランドって思っていたのですが、このライオンキング・フェスティバルを見て印象が急回復!
ライオンキング・フェスティバルは、名作「ライオンキング」のストーリーを模した歌と踊りのショーなのですが、ダンスも凄いし歌も大迫力、見応え十分なショーになってます。
巨大な山車が動き回ったり、
ファイヤーなダンスがあったりもします。
そしてフィーナーレ!
ありがとうライオンキング、明日からライオンキングランドに名前を変えてはどうだろうか?
ちなみに、このライオンキング・フェスティバルですが、どうやら不定期開催になっているらしく、僕が行ったときには土曜日しか開催されていませんでした。
休んでいるときに行くと香港ディズニーランドの魅力半減なので、要チェックです。
最後に乗り物にちょろっと
最後に園内にある乗り物系アトラクションに行きましょう。
まずは所謂ゴーカートな「オートピア」
なんと時速100km!?
と表示されているだけで、実際には超ゆっくりレール上を走るだけの、なんともチープなアトラクション。
そして園内を走る香港ディズニーランド鉄道。
なかなか良い味だしてる。のですが、走っている途中に夢の国では見えてはいけないアレコレが見えちゃう(笑)
香港ディズニーランド感想
東京ディズニーランドと較べてはダメだ。
っていうか日本人で東京ディズニーランドに行けるなら、よっぽどトイ・ストーリーLOVEな人以外、行く必要はないというのが正直な感想ですね~
事前に聞いていた評判通り、規模も小さく、アトラクションもいちいちチープな感じが漂っているので、どうも夢の国感を楽しむことが出来ない。
メリットと言えば超空いているので並ばずにアトラクションに乗れることとライオンキングが凄かったことくらいかな~。あ、ちなみに特に空いてるのは午前中で、午後になると中国人の団体ツアーが来てそれなりに混雑します。
おそらく開演と同時に行って気合いを入れて廻れば半日で全部制覇できると思うので、混雑する前に楽しんで引き上げるプランがいいのではないかと思います~
結論:評判通りショボくてひど過ぎたwww
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